四則演算の優先順位|2+3×4が20ではなく14になる理由
「2+3×4」の答えは20だと思っていませんか。正しくは14です。計算には決まった順番があり、電卓もその規則に従います。ここでは四則演算の優先順位をわかりやすく整理し、電卓によって答えが違って見える理由まで説明します。
計算の順番は決まっている
四則演算には次の優先順位があります。
- かっこ ( ) の中
- ×(かける)と ÷(わる)
- +(たす)と −(ひく)
同じ優先順位の記号が並ぶときは、左から順に計算します。この電卓はこの規則どおりに処理するので、式をそのまま入力すれば正しい答えが出ます。
なぜ 2+3×4 は 14 なのか
×は+より優先されるため、先に 3×4=12 を計算し、そのあとに2を足します。結果は14です。もし左から順に「2+3=5」「5×4=20」と計算すると20になりますが、これは数学のルールに反します。電卓に 2+3×4 と入力して14と表示されれば、正しく処理されている証拠です。
かっこで順番を変える
足し算を先にしたいときは、かっこで囲みます。(2+3)×4 なら、かっこの中の5を先に出してから4を掛けるので20です。引き算と割り算でも同じで、10−6÷2 は割り算が先で7ですが、(10−6)÷2 なら2になります。意図した順番になるよう、迷ったらかっこを使うのが確実です。割り勘の計算で多めに払う人を差し引くときも、この考え方が役立ちます。
電卓によって答えが違う理由
安価な事務電卓の一部は、入力した順に左から計算する方式のため、2+3×4 を20と表示することがあります。一方、この電卓や関数電卓は数学の優先順位に従うので14です。どちらかが壊れているわけではなく、計算方式の違いです。金額や数量を扱うときは、優先順位に従うタイプのほうが式をそのまま書けて安全です。下の表で違いを確認してください。
| 式 | 正しい答え | 左から順に計算した場合 |
|---|---|---|
| 2+3×4 | 14 | 20 |
| 10−6÷2 | 7 | 2 |
| 2×3+4 | 10 | 10 |
| 100−10×5 | 50 | 450 |
割合や割り勘など具体的な計算はパーセントの計算方法で扱っています。基本操作は電卓アプリの使い方を、実際の確認は電卓を開くからどうぞ。
よくある質問
2+3×4の答えは14と20のどちらですか。
14です。×が+より優先されるので、先に3×4=12を計算してから2を足します。
なぜ電卓によって答えが違うのですか。
入力した順に左から計算する電卓と、数学の優先順位に従う電卓があるためです。このツールは優先順位に従い14を返します。
足し算を先に計算させるには。
かっこを使います。(2+3)×4と書けば、先に5を求めてから4を掛けるので20になります。
×と÷ではどちらが先ですか。
同じ優先順位です。並んでいるときは左から順に計算します。たとえば8÷2×4は、左から8÷2=4、4×4=16となります。