パーセントの計算方法|電卓での「○%は何円」「何%増」の出し方
パーセントの計算は、使う場面によって式が少し変わります。「もとの数にかける」「割合を逆算する」「増減率を出す」の3パターンを押さえておけば、買い物でも仕事でもほとんどの場面に対応できます。ここでは電卓での具体的な入力例とあわせて説明します。
「○○の何%」を求める
ある金額や数量の何パーセントかを知りたいときは、もとの数×割合で計算します。3000円の15%なら 3000×15% と入力すると450と表示されます。%キーが自動で15を0.15に直してくれるので、3000×0.15 と打っても同じ結果です。ポイント還元やチップの見積もりなど、日常のほとんどの割合計算はこの形です。
「AはBの何%」を求める
全体に対する割合を逆算するときは、部分÷全体×100です。120人のうち30人が参加したなら 30÷120×100 で25、つまり25%とわかります。テストの得点率、出席率、進捗率など、「全体を100としたときにどのくらいか」を出す場面で使います。÷と×が混ざりますが、左から順に処理されるのでそのまま入力して問題ありません。
「何%増えた・減った」を求める
増減率は差÷もとの数×100で求めます。先月8000円だった費用が今月9000円になったなら、(9000−8000)÷8000×100 で12.5となり、12.5%の増加です。減った場合も同じ式で計算でき、基準にするのは必ず「変化前の数」です。前年比や値上げ率を出すときの基本の形なので、覚えておくと便利です。
パーセントを足す・引くときの入力
この電卓の%キーは「数を100で割る」働きなので、5000+20% と入力しても5000.2にしかなりません。金額に割合を上乗せ・値引きするときは掛け算を使います。20%足すなら 5000×1.2 で6000円、20%引くなら 5000×0.8 で4000円です。この「1に割合を足し引きしてから掛ける」考え方は、消費税の計算方法や割引の計算方法でもそのまま使います。
よく使うパーセント計算の早見表
| やりたいこと | 入力例 | 結果 |
|---|---|---|
| 3000円の15% | 3000×15% | 450 |
| 30は120の何%か | 30÷120×100 | 25 |
| 8000から9000は何%増か | (9000−8000)÷8000×100 | 12.5 |
| 5000円に20%足す | 5000×1.2 | 6000 |
| 5000円から20%引く | 5000×0.8 | 4000 |
| 800円の75% | 800×0.75 | 600 |
入力の順番に迷ったときは四則演算の優先順位もあわせて確認してください。実際の数字で試すなら電卓を開くと早く身につきます。
よくある質問
パーセントボタンを押すと数が小さくなるのはなぜですか。
この電卓の%は「その数を100で割る」機能だからです。15%と入力すると0.15になります。割合を掛けるときは 200×15% のように使ってください。
割引後の値段はどう計算しますか。
「もとの値段×(1−割引率)」です。20%引きなら ×0.8、30%引きなら ×0.7 を掛けます。詳しくは割引の計算方法の記事で説明しています。
何%増えたかを出す式を教えてください。
(新しい数−もとの数)÷もとの数×100 です。8000が9000になったら (9000−8000)÷8000×100 で12.5%の増加になります。
消費税10%も同じ考え方ですか。
はい。税込価格は本体×1.1、税額は本体×10%で求められます。割合を足すときは掛け算にするという点は共通です。